マナー資格ガイド
学べること・学び方
通信教育やカルチャースクールのマナー講座、小笠原流礼法などの礼法教室に通って学びます。また会社や学校などが講師を呼んで、講演を行うこともあります。敬語などの言葉づかいや電話の対応・接客といったビジネスマナーが身につくほか、TPOにあった服装や立ち居振る舞い、冠婚葬祭の席でのマナーや年中行事にも詳しくなります。小笠原流礼法では、入門からおおむね一年で初伝の資格を得ます。
はじめるにあたって
準備するものはマナーの講座によってまちまちで、たとえば着付けと和装マナーの講座であれば着物を用意しますし、テーブルマナーの講座ではコース料理を実際にいただきながら学ぶため、講座料金には料理代も含まれます。一般的なマナーの検定団体には「日本マナー・プロトコール協会」「全日本マナー検定協会」などが、ビジネスマナーの資格には「実務技能検定協会」の「ビジネス実務技能検定」などがあります。
こんな時に役立ちます
ビジネスの現場、とくに営業職では、電話の対応やメールの文面、ミーティングや接待時の印象が、ときに営業成績を大きく左右します。正しい言葉づかいや落ち着いた身のこなしは相手に好印象をあたえますし、名刺のわたし方ひとつで信用を得ることさえあります。日常生活ではレストランやお茶の席でのマナーにまごつくことがなくなり、冠婚葬祭はもちろん、年賀状や季節のごあいさつにも自信がもてます。
試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | 社会人常識マナー検定(旧・社会常識能力検定試験) |
試験日 |
【第59回試験(Japan Basicのみ)】 【第60回試験(1級・2級・3級のみ)】 【第61回試験(Japan Basicのみ)】 |
試験区分 | 民間資格 |
主催団体 | 公益社団法人 全国経理教育協会 |
受験資格 | 特になし |
合格率 | 3級:60~85%程度 2級:45~75%程度 1級:25~40%程度 |
出題内容・形式 | ・試験形式: ■Japan Basicは記述用紙を使用した多肢選択式 ■3・2級はマークシートを使用した多肢選択式 ■1級は記述式 ・出題内容: ■Japan Basic:日本の社会で働くときに知っておいた方がよい社会常識を理解し、人と接するときに良い印象を持ってもらえる言葉づかいや態度などのコミュニケーション能力を身に付け、仕事をするときに必要なビジネスマナーを習得している。 ■3級:社会・組織の一員として必要不可欠な社会常識を理解し、初歩的な仕事を処理するために必要な知識やビジネスマナーを学び、社内外の人と良好な関係を築くために求められるコミュニケーション能力を習得している。 ■2級:企業・社会のしくみと一般的な社会常識を理解し、仕事を処理するために必要な知識やビジネスマナーを身につけ、自ら築いた人間関係を良好に保つために必要なコミュニケーション能力を習得している。 ■1級:企業・社会のしくみと幅広い社会常識を十分に理解し、目標達成のために自ら率先して高度な業務を処理できる知識やビジネスマナーを活用し、後輩指導・グループをまとめるリーダーシップ・トラブル対応などさまざまなビジネス場面で発揮できるコミュニケーション能力を習得している。 ・出題範囲: Ⅰ社会常識 1.社会と組織 2.仕事と成果 3.一般知識 4.ビジネス計算 Ⅱコミュニケーション 1.ビジネスコミュニケーション 2.社会人にふさわしい言葉遣い 3.ビジネス文書 Ⅲビジネスマナー 1.職場のマナー 2.来客応対 3.電話応対 4.交際業務 5.文書類の受け取りと発送・他 6.会議 7.ファイリング・他 |
検定料 | Japan Basic:ペーパー試験 2,000円(税込)/ネット試験 3,200円(税込) 3級:ペーパー試験 2,200円(税込)/ネット試験 3,400円(税込) 2級:ペーパー試験 2,700円(税込)/ネット試験 3,900円(税込) 1級:ペーパー試験 4,200円(税込) |
問い合わせ先 |
公益社団法人 全国経理教育協会 http://www.zenkei.or.jp 〒170-0004 東京都豊島区北大塚1丁目13番12号 TEL:03-3918-6131 |