医療事務は高卒でも受験可能
医療事務資格のメリットは、受験資格が「不問」であることです。つまり、学歴や年齢、性別を気にせずに受験することができるのです。
医療に携わる仕事には専門的な資格が必要です。
しかし、医師や看護師に代表されるような国家資格は、資格別に医学に基づいた適切な教育を受け、その過程を修了する必要があります。
医師の場合は医学部や医大などで6年間、看護師の場合は看護科の大学・短大・専門学校で3年と、高卒というだけでは医療に直接かかわる資格を受験することはできません。
高卒者にとっては医療業界に就職することに加えて、まず医療系の資格を取得することが「狭き門」なのです。
しかし、そのなかでも医療事務の資格は「広き門」と言えるかもしれません。
医療事務の資格は民間資格なので高卒であってもチャレンジできるものが多いのです。
そのため、前職は異業種であったり、これまで医療職として働いたことがない主婦であったりしても、医療事務の資格取得にチャレンジすることができるのです。
このような背景から、近年、いよいよ医療事務資格を取得しようとする人が増えています。
医療事務資格のなかでも、人気の「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)」の受験者数は年間約5万人もいるといわれています。
医療事務は高卒でも就職しやすい
医療事務の求人の多くが「学歴不問」なので、高卒であったとしても応募できます。
医療業界は一般的に人手不足に悩まされているため、医療事務の求人は非常に多く、診療所(クリニック)・病院・歯科医院・調剤薬局などの医療施設で募集されています。
医療事務の仕事内容は幅広く、窓口・受付業務、会計にかかわる診療報酬請求業務のみならず、ナースステーションで働き看護師や医師と患者の架け橋となる病棟クラーク業務などやりがいのある仕事も多くあります。
高卒だとしても、医療業界で活躍できる点は医療事務ならではのメリットと言えるでしょう。
医療事務は高卒でもキャリアアップできる
医療事務職としての経験値を積んでくると、さらに上位の医療事務資格を取得してキャリアアップすることも可能になります。
例えば「診療報酬請求事務能力認定試験」は難易度が高く、レセプト作成業務(医療事務の主要な仕事である会計処理)のプロフェッショナルであることを証明する資格です。
このような信頼性が高い医療事務資格であっても、受験資格は「不問」です。
つまり、高卒者でもさらにステップアップした医療事務を取得できるのです。
働いている医療施設にとって、とくに必要とされる医療事務の資格を取得していくことで、時給があがったり、資格手当をつけてもらったりすることもできるかもしれません。
高卒者でも経験値を積んで医療事務のプロフェッショナルになっていくなら、大きな病院の医事科のリーダーになったり、社内で昇進していったりすることも十分に可能なのです。また、よりよい条件で転職できる可能性も開けます。
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まとめ
高卒でも医療に携わる仕事をしてみたいと思っている人にとって、医療事務の仕事はまさに適職と言えるでしょう。
医療事務は資格取得、就職、キャリアアップ、それぞれの場面で学歴が問われないため、実力を活かしてチャレンジしていきたい人にとって、力強い味方になるはずです。
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