最近、ベビーマッサージの素晴らしさに触れたことがきっかけとなって、ベビーマッサージ講師資格の取得を目指す子育て中の母親が増えています。
資格取得後においても子どもを自分の目を届くところで仕事ができるという点でも人気があるようです。
ベビーマッサージの資格と一口に言っても様々な団体がありますが、それぞれのスクールではマッサージの技術だけでなく心や体のことを掘り下げて学ぶことができ、子育て中においても無理のないカリキュラムが組まれています。
資格取得後の活躍について
ベビーマッサージ講師の資格取得後は、友達を呼んでマッサージ教室を開くという形で活躍されることが多いようです。
スクールでの講習には人形を使いますが、修了後も家庭でも実際に家族に試してみたり、感想を聞いたりして学びを深めます。
赤ちゃんを連れての作業なので、ぐずってなかなか進まない、なんてこともありますが、ベビーマッサージではそれが当たり前のことなので気にする必要はありません。
最初のうちは予定通りに時間が進まないこともあるかもしれませんが、赤ちゃん連れを生かせるのもベビーマッサージの仕事の利点と言えます。
赤ちゃんにマッサージをしてあげるのは違法?
「講習会の講師」として人にやり方を教えてあげることは、違法ではありません
ベビーマッサージは民間団体の認定する資格です。
ベビーマッサージの資格だけではマッサージサロンは開業できません。
日本でマッサージを謳って施術していいのは医師や国家資格であるあん摩マッサージ指圧師と定められています。
そういったことから、ベビーマッサージの資格で可能なのは、「講習会の講師」として人にやり方を教えてあげること、となっています。
巷のマッサージ屋さんについては、実際にはサービス行為として身体に害がおよばない場合は良いというように解釈されている現状ですが、今後規制が強化される可能性も出てくるかもしれません。
もし今後手広く事業として広げたい場合には、いずれあんまマッサージ指圧師の資格を取ることを視野に入れるなどして、軸とした国家資格を取得することを考えておくと安心です。
それともうひとつ注意することが一点。マッサージオイルなどを業務用で仕入れたものを小分けして販売することは薬事法に触れます。最初から瓶に入ってホームケア用として売ってあるものであれば販売しても大丈夫です。
まとめ
やりがいを持ってベビーマッサージの仕事をしている人は、子育てにも一生懸命な人といえます。
仕事をするにあたっての注意事項は色々とありますが、スクールで知り合った人とも情報交換をしつつ、無理のないスタイルで仕事をしていけるところが魅力といえるでしょう。